代表
菅原 瑞貴 / Mizuki Sugawara
米国BOC公認アスレチックトレーナー(ATC)
JWIA初級車いすインストラクター
2010~2011年:マッスルミュージカルラスベガス公演サポート
2012年:ネバダ州立大学ラスベガス校 卒業
2012年:米国BOC公認アスレチックトレーナー資格(ATC) 取得
2012年:米国プロサッカーチーム スポルティングカンザスシティー
2013~2017年:脊髄損傷者に対してトレーニング指導
2016年:リオデジャネイロパラリンピック 日本選手団HPSC トレーニング部門
2017年:個人事業として Universal Training Center (ユニバーサルトレーニングセンター) 設立
2017年:株式会社Vitaly リサーチフェロー就任
2017年:病院マーケティングサミットJAPAN2018 CMO就任
2019年:株式会社ユニバーサルトレーニングセンター 設立
自己紹介
私は幼少期からサッカーをずっとやってきたこともあり、将来はプロサッカーチームでのトレーナーを志していました。 その為に、スポーツ医学の本場アメリカで勉強することを決め、大学を卒業し、アメリカのアスレチックトレーナーの資格を取得することができました。 そして、資格取得と同時に兼ねてからの夢であったプロサッカーチームでのインターンをさせていただく機会をいただきました。
プロサッカーチームでのトレーナー経験は夢のような時間でした。
その中でもUSオープンカップという日本でいうと天皇杯に当たる大会で優勝するという経験もいただくことができたのは一生の宝物であります。
しかしながら、私がその環境のなかで感じたのが、プロの世界でも生き残っていける人とそうでない人の差があるという事です。
僕はプロの世界に入るまで、世の中で一番頑張っている人がプロ選手だと思っておりました。
しかしながらそのプロの世界でなくてもプロ選手以上に頑張って、死に物狂いになっている人たちが多くいることに気づきました。
それが障がい者の人々です。
彼らは、背負ってしまった障がいや症状の中もがき苦しみ、それにも負けず前に突き進んでいく素晴らしい努力をされている方達でした。
日本に帰国後そんな人々との出会いをきっかけに障がい者の運動、トレーニングの世界にのめり込みました。
なぜ事業を立ち上げようと思ったのか?
車椅子ユーザーはその症状や生活様式の為、否応無しに全身の筋肉量は下がり、脂肪が増え基礎代謝が下がってしまいます。
車椅子バスケのプレーヤーを対象とした研究によると、日常的に運動をしているパラアスリートですら、
健常者と比べると下肢筋肉量が約3割から4割筋肉量が下がると言われているのです。
パラアスリートでさえそうなのに、運動機会が少ない人ではなおさらとなります。
そして更に怖いのは例え太っていないように見えていたとしても、麻痺部の筋肉量は劇的に落ち、
脂肪量は同時に増えているので、見た目的にはプラスマイナス0になっているように見えてしまうという事です。
しかし、実際の中身をみてみるとそれはもう肥満のような身体になってしまっているのです。
ここにあげたのは一例ではありますが、
障がい者の人々は健常者以上に健康になるための意識、取り組みが必要 な状態と言えるでしょう。 そして同時にそういった情報やサービスも本来必要な人たちの為に多く存在しなければなりません。
しかし、現状はどうでしょうか? 確かにネットの発達によって情報は獲得しやすくなりました。 しかし健常者の情報と比べると圧倒的に情報が足りません。そしてまた届いて欲しい人にも届きづらい状態です。
更にサービスはどうでしょうか?
日本の医療制度は素晴らしいので病院内ではしっかり院内スタッフがケアをしてくれます。
しかし、問題は退院した後なのです。
健常者は病院以外でも健康になるためのツール、場所はいくらでもありますよね。
しかしながら障がい者が利用出来るサービスや施設などはごく僅かに限定されてしまいます。
このようなプロ選手顔負けに頑張って努力している人達が、死に物狂いで情報やサービスを探している。
にもかかわらず、
現状を打破するような取り組みが足りなすぎる。 この社会問題が存在すると感じたので、自ら事業を立ち上げようと心に決めました。
皆さんの一歩の後押しを
私はこのトレーニングを通して一人でも多くの障がい者の「出来る」を増やし、そしてより良い人生を歩む後押しをしたいと考えています。
誰もが幸せに楽しく生きたいと願っています。
そしてその重要な要素が健康であり、それを実現するための一つのツールが運動であり、トレーニングであると私は考えています。
健康面を維持し、そのポジティブになった身体で、ポジティブな思考になる。
出来ないと決めつけるのではなく、出来るかどうか分からないけどチャレンジしてみようかな?という考え方になって欲しい。
人生でチャレンジする一歩をどんどん踏み出して欲しい。 そしてその皆さんの人生の一歩を踏み出す後押しをしたい。 それが僕は人生のサポートになると信じています。
トレーニングを通して一緒に一歩を踏み出して見ませんか?